ITJ(Interference Technology日本版)10月号_no89
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PRODUCTS62021.10 INTERFERENCE TECHNOLOGY 日本版Sentinel 3付きのLabVIEWを 使うことで試験・測定市場へ もたらされる利益 WPPM Test社は、EMP / EMC適合性試験および測定に使う世界トップレベルの「Sentinel 3」システム用として、National Instruments社に認定されたLabVIEWドライバを発表した。 LabVIEW(Laboratory Instrument Engineering Workbench)は、ハードウェア構成からグラフィカルプログラミングによるデバッグまで、ユーザーがアプリケーションを視覚化するのに役立つシステムである。National Instruments認定を受けているため、ドライバは標準のLabVIEWアーキテクチャを使用し、複数のソースからの計測器ドライバに一貫した方法を提供することでエンドユーザーに「使いやすさ」を提供する。これはドライバの一貫性と品質を向上させる。 新しいSentinel 3ドライバは、LabVIEW環境内でSentinel 3を制御するアプリケーションをすばやく作成するビルディングブロックをユーザーに提供する。手動処理が不要となることで、時間を節約してデータの精度を向上させ、再現性と一貫性のある試験ができる。 さらにLabVIEWでは、自動利得制御(AGC: Automatic Gain Control)と温度補償の選択や、PCとクロックの同期が可能。ドライバは、P1 dBユニットやP1 dBポイント表示のスケーリングなど、Sentinel 3ディスプレイパネルの情報を調整することもできる。ディスプレイパネルに表示されるデータは次のとおり:TxとRxの利得、安定性、ステータス、電源モード、バッテリー寿命、バッテリー残量、シリアル番号、ファームウェアの更新、モデル・IP構成。 PPM Test社のカスタマーサポ-トエンジニアSean Walker氏は、次のようにコメントしている。「Sentinel 3がLabVIEWに統合されたことで、ユーザーはシステム構成データを使用してキャリブレーションテーブルを直接参照できる。そのため、真の統一利得に大きく近づき、追加でデータ処理をする必要がなくなるので、非常にタイムリーに試験結果を入手できる。 Sentinel 3 Intelligent Linksの説明は次のウェブへ(2021/8/12)。●製品ページ:https://ppmtest.com/products/fibre-optic-links/sentinel-3-intelligent-links/●Sentinel 3用のLabVIEWドライバダウンロード:http://sine.ni.com/apps/utf8/niid_web_display.model_page?p_model_id=35083IQD社が 新しい低位相ノイズ発振器を発表  アプリケーションの要求によって高いデータレートの必要性が高まり、超低位相ノイズを備えた発振器デバイスが多く必要になる。この手のアプリケーションは、昨今のコネクテッドな世界で特に普及が著しい。アプリケーションには、ファイバトランシーバー、ギガビットイーサネット、5G基地局などがある。 IQD社の最新の低位相ノイズ発振器IQXO-408およびIQXO-455は、2.5 x 2.0 mmおよび3.2 x 2.5 mmの業界標準パッケージで入手できる。 新製品のCMOSクロック発振器は、-113 dBc / Hz @ 10 Hzの近接位相ノイズ(close-in phase noise)と、-175 dBc / Hz @ 100 kHz(3.3 V、20 MHz、IQXO-408)の遠方位相ノイズ(far-out phase noise)で動作可能。低位相ノイズ発振器は1.8 V、2.5 V、3.3 Vのいずれかで、位相ジッタは40 fs RMS(12 kHz以上5 MHzまで)まで。 一般的なアプリケーションには、高データレートアプリケーション、IoT、5G、PLL、周波数乗算器、クロックリカバリ、ギガビットイーサネット、ファイバ、スタジオグレードおよびハイエンドの一般用オーディオ機器が含まれる。 IQXO-408およびIQXO-455の詳細についてはIQD社のウェブへ(2021/8/12)。www.iqdfrequencyproducts.comEMC新製品IQD社製、世界最高性能の発振器の1つ

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